フリーランスのスケジュールはどうなってるの?
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フリーランスを乱暴に扱うクライアントかも?「大至急」案件

フリーランスのスケジュールはどうなってるの?

「大至急!」と依頼してくる

「大至急!」と依頼してくる

大至急の仕事は問題だらけ?

大至急の仕事を受けるなら、スケジュールがきつくなる覚悟が必要です。しかも、身軽に動けるフリーランスほど大至急の仕事を頼まれる確率が高いから困りものです。どんな案件でももらえるならありがたいことかもしれません。でも、大至急になるからにはそれなりのワケがあると考えてください。
ほとんどの場合、何らかのトラブルによってストップしたプロジェクトの引継ぎです。その理由が品質の悪さなのか技術的な問題なのかはわかりませんが、少なくともまともに進まなかったプロジェクトであるはずです。誰かが手をつけたプロジェクトを途中から引き受けることほど大変な仕事はないので、とにかく安請け合いをしないことが鉄則です。

その契約、ホントに大丈夫?

大至急の仕事は時間がないことから、契約もそこそこに作業開始を迫られることがあります。「細かいことは後で」などと適当に言いくるめられて、見切り発車で案件をスタートさせてしまったらもう最後。抜けることができないドロ沼に両足を入れてしまったようなものです。契約らしい契約をしていないと、値切られてしまったり請求できたはずの料金をスルーされてしまったりと、踏んだり蹴ったりな状態にまで追い込まれてしまうこともあります。
クライアントを片っ端から疑ってかかる必要はないのですが、「フリーランスなら言えば何でもやるし、安くたくさん働かせられる」と思っているクライアントもいるということは覚えておいたほうがよさそうです。

大至急になるのは発注者の能力不足

大至急の仕事が発生してしまうのは、何より発注者のスケジュール管理がずさんだからに他なりません。いつ誰に何をどれだけ発注すればいいかしっかり計画できていれば、慌てて片付けなければならない仕事などにはなりませんよね。発注者の頭の中でプロジェクトの概要がきちんと整理できていない上、このまま発注すればどうなるかという想像もできないとなるともう絶望的です。次々に思いつく無理難題をグイグイと遠慮なく押し付け、それでもなんとかしてこなしていると今度は話がコロコロ変わっていくなんてこともザラです。結局何をしたいのかがつかめないまま何かを作るなんてそれこそ無理難題ですよね。発注元の会社はしっかりしたところでも、担当者の管理能力ひとつでプロジェクトがぐちゃぐちゃになってしまうのが悩ましいところです。
どんな仕事でもありがたく引き受けるというスタンスはとてもいいことなのですが、なんでも文句なく引き受けていたら「大至急案件専門フリーランス」になってしまうので気をつけてくださいね。フリーランス案件には、そんなアブナイ案件もいっぱいあるんだということを頭の片隅に置いておきましょう。

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